【40代独身限界男の婚活奮闘記2】婚活アプリというなのディストピア

婚活

どうも、皆さん。

今日も元気に(?)加齢臭と戦いながら、孤独な夜をキーボードにぶつけている40代後半・独身限界男です。

さて、今日は「40代独身限界男の婚活奮闘記1」に登場した、あの「謎の女性」とのやり取りが、翌日にあまりにも急転直下な結末を迎えたので、その全貌をお話ししようと思います。

正直、書いている今も、あれは「実在する人間」だったのか、それとも「最新鋭のボット」だったのか、判断に迷っています。

序章:突然の「結婚哲学」講義

前回の続きです。

マッチングアプリでマッチした、プロフィール写真がやけに綺麗な(しかしどこか既視感のある)彼女。

私が「結婚にそこまで強い拘りはないけれど、良い人がいれば……」という、40代特有の「傷つきたくない予防線」を張ったところ、彼女からこんな返信が来ました。

「結婚に拘りがない男性は不安です。結婚とは形式だけではなく中身が重要であり、互いの違いや問題を共に乗り越え、成長し続ける行動と気持ちを最後まで諦めることなく存続できる関係性が理想です」

……。

……意識高い系の自己啓発本かな?

あまりにも完璧で、あまりにも温度のない文章。

日曜の夜に、酒を片手にアプリを開いている40代男にぶつけるには、いささか「正論」が過ぎるというか、GPT-4oあたりが生成した「理想の結婚観:模範解答」をそのままコピペしたような冷たさを感じたわけです。

第1の違和感:鉄壁の「自分語り拒否」

私は少し面食らいつつも、「いや、拘りがないと言いつつ、僕も一緒ですよ。一生の伴侶を探しています」と、必死に食らいつきました。

そして、会話を広げようと「この3連休は何をしているんですか?」と、極めてオーソドックスな質問を投げたのです。

すると、即レスでこう返ってきました。

「プロフィールに記載している通りですよ。お仕事は何をしているんですか?」

……えっ。

いや、プロフィールには「休日は家でゆっくりしたり、買い物に行ったりします」的な、これまたテンプレみたいなことが書いてあったのは知ってますよ。でも、そこは「今日は近所のカフェに行きました」とか、少しは人間味のあるディテールを出す場面じゃないですか?

しかも、秒速で「お仕事は何?」というスペック確認に引き戻される。

この「一切話を弾ませる気がない」「相手の情報、特に経済力に直結するスペックのみを抽出したがる」姿勢。

私の脳内アラートが鳴り響きました。

「こいつ……AI(もしくは業者)か?」

第2の違和感:執拗な「職業」への食いつき

疑念を抱きつつも、私は「一応IT系の会社に勤めており、色々やっていますよ」とボカして返しました。40代にもなると、最初から自分の会社名や役職を明かすのは少しリスクを感じるものです。

そして、もう一度だけ揺さぶりをかけてみました。

「3連休、プロフィール通りに過ごされてるんですね。どこか出かけたりしたんですか?」

すると、またもや爆速で返信。

「色々とはなんですか?」

……いや、こちらの質問は完全にスルーかよ!!

私の「どこか出かけたか」という問いには1ミリも触れず、執拗に「職業の詳細(色々)」を掘り下げてくる。

この時、確信しました。これは人間との会話ではない。

あるいは、「職業」「年収」といったキーワードに反応するようにプログラミングされた、何らかのスクリプトではないかと。

怒りの「AI認定」と決裂

ここで引けばいいものを、私も若くない。

婚活の荒波に揉まれすぎて、心がささくれ立っていたのでしょう。

AI(かもしれない存在)に対して、沸々と怒りが湧いてきました。

私は少しそっけない態度でこう返しました。

「色々は色々です。あなたは実際に、このアプリで誰かと会ったことはありますか?」

「実在するのか?」という問いを、精一杯皮肉を込めてぶつけたつもりでした。

ところが、返信はまたもや光速。

「少ないですが、実際にお会いした方いますよ。私は仕事柄、どのような職業の方なのか把握したい、またこちらから質問したことに対し、ちゃんと答えられない人は信頼できない、よってあなたとはここまでです。」

という内容の「通達」が来ました。

「ここまでです。」もはや恋の予感もクソもありません。裁判所の判決文のような宣告です。

第3の違和感:不自然すぎる日本語と論理

「職業柄」って何だよ。エージェントか?

そっちこそ俺の質問(3連休の予定)に答えてないじゃないか。

私は確信しました。

これは、AIの翻訳機能を使って返信してきている「謎の外国人」か、あるいはAI生成文をテンプレ化して送っている「ロマンス詐欺業者」の類だと。

ネットの言説を調べてみると、最近のロマンス詐欺は非常に巧妙で、最初は真面目な結婚観を語り、相手を信頼させたところで投資話などを持ち出すケースが多いそうです(※1:国民生活センター等の注意喚起によくあるパターンですね)。

私は捨て台詞のように送ってしまいました。

「なかなか手厳しいですね。しかし僕はあなたがAIだと思っていました。なぜなら、AI生成されたような冷たい文章のみを送ってきて、こちらの質問にも答えない。私は残念だ。」

すると、返信は来ないと思いきや、またすぐに来たのです。

「AIってなんですか(笑)。別に手厳しくないです。私が今までお会いした方たちは、職業などの質問に対し、みんな誠実に答えてくれる方達だった。あなたは誠実ではない。よってこの結末はあなたによるものです」

……(笑)。

(笑)だと!? 急に人間味を出してきたのか、それとも「(笑)」というパーツもAIの学習済みデータなのか。

「この結末はあなたによるもの」という、またしても哲学的な責任転嫁。

もはや決裂。何も失うものはありません。

結末:そしてディストピアへ

私は最後にこう送りました。

「やっぱりあなたはAIだと思う。僕もテキストコミュニケーションが苦手だが、あなたも相当だ。そして今後、AIが浸透していけばいくほど、私とあなたに起きた、このようなことがこのサービス以外でも増えるんでしょうな。まさにディストピアだ、アーメン。」

――その後、返信はなく。

私は華麗にブロックされました。

幕引きです。

考察:彼女は「人」だったのか「機械」だったのか

今回のやり取りを振り返ってみて、皆さんはどう思いますか?

確かに、最後の方に「(笑)」を使ったり、こちらの非を責めてきたりするあたり、少々「人間っぽい」部分もありました。

しかし、全体を通したあの「不自然な日本語」「質問への鉄壁のガード」「スペックへの異常な執着」。

私なりの結論はこうです。

「ロマンス詐欺の入り口に立っていた、AI翻訳を駆使する謎の外国人業者」

もし彼女が実在する40代女性だったとしたら……それはそれで、今の婚活市場は「スペック確認の自動化」が進みすぎていて、人間がAI化しているという、別の意味での絶望を感じます。

ネットで囁かれる「AI婚活の闇」

最近、ネットの掲示板やSNSでは、以下のような声が散見されます。

  • 「マッチングアプリは今、業者とAIボットの巣窟になっている」
  • 「翻訳ソフトを使っているから、敬語が丁寧すぎて逆に不自然」
  • 「投資の話が出る前に、職業を細かく聞いて資産状況を把握しようとする」

これらはあくまでネット上の言説ですが、今回の私の体験と驚くほど合致するんですよね。

40代独身男の独り言

正直、疲れました。

ただでさえ、40代後半の婚活は「砂漠でコンタクトレンズを探す」ような作業です。

そこにきて、AIなのか人間なのか分からない存在と、不毛な「正論合戦」を繰り広げなければならない。

「実在する、血の通った人間と出会いたい」

そんな当たり前の願いが、これほどまでに贅沢な望みになってしまったのでしょうか。

AIが進化し、より自然な文章を書けるようになればなるほど、私たちは「目の前の相手が本物かどうか」を疑い続けなければなりません。

婚活アプリは、孤独を癒やす場所ではなく、鏡合わせの虚無(ディストピア)になりつつあります。

皆さんは、マッチング相手が「AI」だと疑ったことはありますか?

あるいは、人間相手に「AIみたいだ」と罵ってしまった経験は?

もしよければ、皆さんの「ディストピア体験談」をコメント欄で教えてください。

同じ悩みを持つ同志たちの声が、私の唯一の救いです。

それでは、また次の記事で。

(次はもう少し、明るい話題を提供したい……切実に。)

【今日のアドバイス的メモ】

ネットの情報(※引用元:各種SNSの体験談まとめ等)によると、あまりにも返信が早すぎる、かつこちらの質問を無視して「職業」や「住まい」を特定しようとする相手は、一歩引いて様子を見るのが吉だそうです。皆さんも、心に「AIフィルター」を装備して戦いましょう。

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