40代独身限界男の婚活敗戦記1

婚活

どうも。鏡を見るたびに「おや、今日も順調に毛根がソーシャルディスタンスを保っているな」と独りごちる、40代後半の独身男です。

最近は、朝起きた瞬間に「どこも痛くない場所がない」という奇跡のような不健康状態を楽しんでおります。腰痛、肩こり、そして原因不明の膝のきしみ。老後への不安が、物理的な痛みとなって襲いかかってくる年頃です。

さて、そんな「人生の折り返し地点を過ぎて、下り坂を転げ落ちている最中」の私ですが、細々と続けていることがあります。それが**「婚活」**です。

正直に言いましょう。「絶対に死んでも結婚したい!」という熱量があるわけじゃありません。一人の時間は快適だし、誰かに生活のリズムを乱されるのは苦痛ですらある。でも、ふとした瞬間に「このまま孤独死して、一週間後に異臭で発見されるのは勘弁だな」という恐怖がよぎる。そんな、**「できるならしてもいいけど、必死になるのも気恥ずかしい」**という限界独身男のリアルな戦記をお届けします。

ペアーズという名の「不毛地帯」

私の主戦場は、言わずと知れた国内最大級のアプリ「Pairs(ペアーズ)」でした。

30代の頃は、まだ「若さの残り香」があったのか、たまにマッチングしてデートに漕ぎ着けることもありました。しかし、40代の門を叩き、40代後半に差し掛かった途端、景色は一変しました。

もうね、ペンペン草も生えない不毛地帯ですよ。

自分から「いいね」を送っても、無慈悲にスルーされる毎日。たまにマッチングした!と鼻息を荒くして画面を覗き込めば、プロフィール写真がやけにキラキラした謎の美女(自称)。挨拶もそこそこに「LINEで話しませんか?」と誘導され、挙句の果てには**「困っているからAmazonギフトカードを贈ってほしい」**との要求。

……いや、誰がどこの馬の骨ともわからん相手に、自分の血肉を削った労働の対価(アマギフ)を差し出すんですか。絶望を通り越して、もはや乾いた笑いしか出ません。ネットの掲示板(引用元:[5ちゃんねる 婚活アプリ板]など)でも、40代を狙ったこうした詐欺まがいの接触が増えているという書き込みをよく見かけますが、まさにその餌食になっているわけです。

唯一の希望、そして突然の「死」

そんな砂漠のような日々の中でも、去年、奇跡的に「まともそうな方」とマッチングしたんです。同年代で、趣味もお酒。メッセージも丁寧で、「これはもしかして?」と期待に胸を膨らませました。

実際に食事に行き、会話もそれなりに弾みました。「次はあそこのイタリアンに行きましょう」なんて約束までして解散。私は「ついに春が来たか?」と、帰りの電車でスキップしそうな勢いでした。

が、翌日。

お礼のLINEを送ろうとしたら、既読すらつかない。

数日待っても反応なし。恐る恐る確認すると、ブロックされていました。

昨日までのあの楽しい時間は幻? 私は夢でも見ていたのか?

「40代の婚活は、一度のミスも許されない精密機械の操作のようなもの」というネットの言説がありますが、まさにそれを痛感しました。何が正解で何が不正解だったのか、フィードバックのない試験をずっと受けさせられている気分です。

新たな刺客「D3(旧ダイン)」での絶望

ペアーズに限界を感じた私が次に手を出したのが、**「D3(旧ダイン)」**です。

コンセプトは「マッチング即、食事」。面倒なメッセージのやり取りを省いて、まずは会ってみようというタイパ重視のアプリです。これなら、文章の駆け引きに疲れた私でもいけるのでは?と淡い期待を抱きました。

しかし、ここには40代男性を待ち受ける**「金という名の高い壁」**がありました。

このアプリ、男性側が「奢る」という意思表示ボタンを押すことができるのですが、40代の冴えない男がこれを選択しないと、そもそもマッチングの土俵にすら上がらせてもらえません。

「まあ、初回くらいは男が男気を見せるか」と、片っ端から「奢る」アタックを仕掛けました。その結果、2名の方とマッチング!

しかし、指定されたお店を確認して私は凍りつきました。

  • コース料金 2万円〜3万円の超高級店

初対面の、今後二度と会うかどうかもわからない相手に、数時間で数万円を投じろと? 私の時給を一体いくらだと思っているのか。

流石に庶民の感覚として無理があったので、「もう少しカジュアルなお店(予算1万円以内)にしませんか?」と再提案したところ……。

はい、即ブロック。

彼女たちは「出会い」を探しているのではなく、「自分では行けない高級店でタダ飯を食う機会」を探していたのでしょうか。ネットの記事(引用元:マネーポストWEB「マッチングアプリで“タダ飯”狙いの女性たち」 等)では、こうした「メシ活」の実態が報告されていますが、まさか自分がそのターゲットになるとは。初対面で一生行かないレベルのお店を奢らなければならない絶望感。40代独身男の財布は、そんなに厚くありませんよ……。

40代男性が婚活の闇を抜けるには?

こうした失敗を繰り返す中で、世の中には様々な「解決策」が提示されています。もちろん、どれも確実なものではありませんが、ネットでの言説としていくつか興味深いものがありました。

  • プラットフォームの再考
    40代が20代・30代と同じ土俵で戦うのは無理があるという説です。より真剣度の高い「結婚相談所」や、年齢層が高い「婚活パーティー」へのシフトを勧める記事(引用元:現代ビジネス「40代婚活の残酷な現実」 等)も多いですね。
  • 「加齢臭」と「清潔感」の科学
    見た目の改善は必須と言われます。特に40代特有の悩みについては、専門のケアが必要だという言説もあります。「こういう方法があるらしい」というレベルですが、メンズエステやパーソナルスタイリストを利用して「見た目の減点」をなくすのが、結局は近道だという意見も散見されます。
  • 「独身でいい」という覚悟と準備
    婚活に絶望した結果、「一人で生きる準備」を始める人も多いようです。老後資金のシミュレーションや、趣味のコミュニティへの投資。これこそが、実は一番の精神安定剤になるという説もあります。

終わりに

「結婚できるならしてもいいけど、絶対にしたいわけでもない」

そんな中途半端な気持ちが、相手に見透かされているのかもしれません。あるいは、単に市場価値がゼロなだけなのか。

2万円の高級ディナーを奢ってブロックされるくらいなら、そのお金でちょっと良いマッサージに行って、家で猫の動画でも見ながらストロングゼロを飲む方が、よっぽど健康的で幸せなんじゃないか。そんな考えが頭をよぎる今日この頃です。

さて、今夜もアプリの通知は鳴りません。

明日は、婚活よりも切実な「40代からの痛風対策」についてでも書こうかな……。

今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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